2012年2月5日日曜日

雑談

【雑談】

昨日は某社さんの営業職向けの方のパワーアップセミナーでした。
お客様の気持ちの流れを考えつつ、セールスという行為のプロセス
を考えるという内容。

〇 お客様について知っておきたいこと
〇 お客様を知るためには
〇 お客様とのコミュニケーションのあり方
〇 GOAL設定
〇 商談をデザインする

大まかに書くと、上記のような内容でお届けさせていただきました


その中で、参加者の方から『私、雑談が苦手なんです』とのご相談
がありました。
伺えば、お客様と会話が持たないのですぐに仕事の話をしてしまう
とのこと。

特にB toCのビジネスではお客様との会話は関係形成のために非常に大
切!
そこで、雑談の意義を考えてみました。

雑談って「雑」という漢字が入っているので、軽視してしまうかも
しれません。
でも、雑談というのは大事な情報交換の時間なのです。
決して「雑」に扱ってはならない訳です。
お客様との会話の中から得られる「雑多」な情報、これらの情報の
中にお客様のニーズやウォンツを知るヒントがちりばめられている
んですね。

雑談=関係形成もできるし、情報まで頂けるという大切な時間な訳
です。

という訳で『雑談の進め方』的なセクションを急遽盛り込んでセミ
ナーを進行しました。
YASでは苦手な方が雑談(というか会話)を進めるためには、『
とりあえず乗っかる』のが良いのではと考えています。

簡単に言うと相手の言葉の一部に乗っかっていく訳です。

自分:毎日寒いですね、お風邪などひいていませんか?
相手:いや、本当に寒いよね。でもお蔭さまで体調は良いですよ。
自分:体調が良いのは良いですね、普段から何かされているのです
か?

簡単な事例ですが、相手の言葉の一部を拾って、それに乗っかりな
がら質問で会話をしていく訳です。質問が難しければ「教えてくだ
さい」などのお願いでもOK

上記の例で言えば

自分:体調が良いのは良いですね、私は少し風邪っぽいんですが、
何か体調維持のコツとかあったら教えて頂けませんか?

というような感じになります。

いずれにせよ、「相手に乗っかる」ためには相手の言葉に注意をし
ながら良く聴いていることが大切になります。

聴いていなければ、言葉も拾えない訳ですね。

そして、実は相手の言葉に注意をしながら良く聴くということは良
好なコミュニケーションの基本でもあったりします。

そんなに難しい話ではないので、ちょっと苦手意識を持っている方
は試して頂ければと思います。

余談ですが、テレビで観るいわゆる『ひな壇芸人』の方々は「乗っ
かる」「かぶせる」のが上手い方が多いですね。彼らのやりとりを
見ているのも勉強になったりしますよ。

それにしても、昨日の15人の参加者のうち、8人が雑談に苦手意
識をお持ちでした。

『営業パーソン向けの雑談セミナー』なんていう企画も面白いかも
しれないと、ちょっと考えたりしています。

各種セミナー・研修のお問い合わせはお気軽に下記のWebサイト
からどうぞ!

http://www.yas-corp.com/
inquiry/index.html


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