2011年12月14日水曜日

鬼が笑う

師走も中盤!


『来年のことを言うと鬼が笑う』と言います。


研修講師の仕事は概ね3カ月から半年先の話を頂戴することが多い。


つまり、次年度の案件のご相談をぽつぽつと頂戴する夏ごろから鬼が微笑を始めます。


そして、新入社員研修のお話が本格的になる秋口には鬼の笑いも本格的になり


今の時期になるとご相談頂くお話は全て来年の話なので鬼は爆笑しっ放しという状態になります。



お陰さまで、私担当の鬼も秋口から微笑が始まり、最近は今年同様に笑っております。


ご相談頂いているなかには、来年の12月なんていう案件もあります。


1年以上先の話になると社会情勢の変化も全く読めず、これはこれで別の意味で可笑しかったりしますね(笑)



それはさておき、講師業はリードタイムが長い仕事です。


法人向けの研修は特に仕込みの時間が相当に長い。


中には突然決定するものはあります(私の記憶だと最短で3週間っていうのがありました)


しかし、このようなショートスパンのものはレアでありまして、通常で3カ月以上のリードが必要です。


つまり、今お話をしているのは2月以降の案件ということになりますね。


ですから鬼が笑うのが当然な訳であります。


逆に今の時期に鬼が全く笑っていない状態では、かなりやばいということになります。



逆に個人向けの研修やセミナーはリードが比較的短いのが特徴です。


極端な話、会場が空いていて、集客ができれば、今日思い立って明日実施することも可能です。


しかし、世間はそんなに甘くない訳で、思いつきでやった案件は大体結果が伴わないというのが実情です。


個人向けであっても通常は2ヶ月くらい前までには企画案を詰めて、告知を始めるのが通常でしょう。


しかも、集客できなければ負担ばかりということになりますね。




参入障壁は恐ろしく低い講師業というのは魅力的なお仕事に見えるようで、様々な方からご相談を頂戴します。


「講師です」と名乗るのに何の資格も要らない訳ですから、そりゃ参入障壁はゼロに近い訳です。


ただ、それと業としてやっていけるのは別の話です。


「講師です」と名乗ってから実際に業として成り立つまでには相応の時間が必要な訳です。


講師業を目指す方は、その間のプランをしっかりと持っておく必要があります。



ゲンキのミナモト


というような話とは全く関係なく、いつぞや飛行機から撮影したものです。


結構気に入っている写真の一つです。



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