2008年5月17日土曜日

ブルキナファソにて

本日は夕方までフリーの時間でしたので、滞在しているホテルから40分ほどの距離にある村を訪れました。

村と言っても酋長が統治している7000人規模のコミュニティです。

【酋長さんと息子さん】

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村の生活は近代化されておらず、水は井戸だし電気はほとんど通じていないという利便性で言えば非常に貧しい環境であります。ひとしきり酋長さん(酋長は世襲制とのことで非常に穏やかな方でした)とお話をした後、村の長老さんにガードして頂きながら朝市のようなマーケットを歩かせていただきました。

【マーケットの様子】

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日本人が集団で村を訪れるなんてことは滅多にないようで、好奇心旺盛な子ども達がゾロゾロとついてきます。先日、街の人の目の輝きのことをブログに書きましたが、子ども達の目は更にきれいでした。

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このマーケットですが、生活必需品の調達の場ということ以外にコミュニティの人たちの情報交換の場ということで村の生活に非常に重要な役割を果たしているそうです。

こちらに来てからは生野菜も食べず、氷も使わず、火の入っていないものは一切食べないという用心深い生活をしていたのですが、一応セミナーも無事に終わったので勇気を出してちょっとだけ・・・

プチトマト

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揚げパン

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を食べてみましたが、トマトは物凄く味が濃くて超美味(食べる前にミネラルウォーターで軽く洗って食べました)、揚げパンは素朴な味で非常に美味!

ブルギナファソで平均的な生活をするために必要な金額は一人一日2ドル程度とのこと。治安も良く食物も比較的手に入りやすく餓死者もほとんどいない、砂漠地帯の中では暮らしやすい部類に入るそうです。しかしながら、マラリアや様々な風土病の関係もあって平均寿命は48歳とのこと。更に医師不足は深刻で人口8万人に一人という状況だそうですし、万が一病気になっても薬を買うお金がないために祈祷師が薬草を調合する。ちなみに10人に1人が生後5歳までになくなるそうです

そんな現状をお聞きすると色々と考えてしまいました。ご縁あって滞在させて頂いたブルギナファソで非常に得がたい経験をさせていただきました。

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