2013年11月15日金曜日

いや、それは・・・と感じること

ネット(特にFacebookやTwitterなど)を見ていると、様々な広告を目にします。

仕事柄セミナーや研修などの広告には自然と注意が惹かれます。
興味深いもの、面白い表現のものなど参考になることも多いのですが、中には「?」と感じるモノもあります。


例えば「メンター養成講座」「カリスマ養成講座」、「カリスマ力向上講座」


メンターって、日本語で一番近い言葉は「師」だと思うのですね。


人生の師、恩師、師匠・・・


師も色々ありますが、どれも自分がなろうと思ってなる訳ではありません。

「メンター」「カリスマ」


両方に言えることですが、僕はこれらは自分が言ってなるものでなく周囲からの評価によって(自分の認識とは関係なく)位置づけられるものなのではないでしょうか?

それを養成するっていうのはおかしなものだなぁと感じるのですが、いかがでしょうか?


まして、「カリスマ力向上講座」


向上する=すでに、あるものをより良くする

と言うことは、すでにカリスマな人を、より強力なカリスマに!!


この間は、「カリスマ認定講座」「メンター認定講座」というのを目にしましたが、ここまでくるとすでに意味不明ですね・・・ 笑

スキル・知識・姿勢・考え方など、自分の努力や学習によって身に付くもの、磨かれるものは、もちろんあります。

↑ 僕たちの仕事は基本的に、この部分だと考えています。


身につけたり磨かれたモノが何らかの成果や効果につながり、その結果として周囲から評価されて、そういう存在になるものというのがあります。


リーダーシップ研修などで、「リーダーに必要な素養」を伺うと少なからず「カリスマ力」という意見が出されます。


この時にも僕は同様の解説をしていますが、自分で身につけられるものと首位が評価するもの、この2つを混同してはいけませんね。



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