2013年11月23日土曜日

ちょっと早いけど

大阪、沖縄、福岡、東京、横浜と今月中旬から各地を飛び回る研修ロードの真っ最中。今月初めに南の島でのんびりしていたのが、遠い昔のように感じるスケジュールが続いています。

研修の合間に来年に向けた様々な企画の打ち合わせやNPOの理事会があったり、交流会に参加したり、時節柄早めの忘年会などの予定や、よせばいいのに旧友とのちょい飲みの予定なども入れてしまうので、スケジュールはどんどん埋まっていくわけです。

先月末から今月の頭まで仕事とはいえノンビリと海外に行っていたしわ寄せが来ているという部分はあります。それよりも基本的には何の保証もない立場なので、スケジュールが埋まっていないと、不安を感じてしまい、自分から何かを企画したり、声がけしたりして、とにかく予定を作ってしまうという傾向があります。

僕は周りからは「楽観的だねぇ」と言われるのだけれど、実は根は不安症なのだろうと思うのです。

以前、友人から「中小企業経営者や個人事業主は不安耐性が、勤め人は不満耐性が求められる」という言葉を聞いて、「まさにその通り!」と思ったことがあります。

中小企業や個人事業主の多くはカツカツな状態でビジネスを始めるわけで、不安要因に埋れてスタートし、軌道に乗ったら乗ったで先行きに不安を感じ、(軌道に乗らない場合は更に不安に・・・)最終的には事業承継をどうするか…なんて言う不安も感じながら毎日を過ごすわけです。

まさに「不安への耐性」と毎日勝負をしているわけです。

一方、勤め人の方も大変です。

社内外の人間関係、与えられた目標、昇格降格、評価、対価など不満に感じることばかりで、相当な不満耐性が求められますね。

新橋や神田あたりの居酒屋に行くと、様々な愚痴を耳にすることができます。そんなことを耳にすると、「本当に毎日不満耐性を鍛えられているのだなぁ…」と感心します。

残念なことに僕は不安耐性も不満耐性もさほど高くありません。

ただ人一倍忘れっぽくて諦めが良いので、イヤなことがあっても、すぐに忘れるし、ウジウジと悩まないでとにかくやってみる!ダメだったら、すぐやめて次を試すという風にビジネス(というか人生)に取り組んでいるような気がします。

だから、スケジュールが空いている… だったら、これやってみよう!あれやってみよう!あの人に会ってみよう、これに参加してみよう…ということになって無事にスケジュールが埋まる。そして、今度はスケジュールに追われるという流れになる訳です。

もっとも、もうすぐ12月、師走です。

さらに言うと今月は弊社の年度末、つまり会社にとっては師走です。

ちょっと早いけれど、師走がふたつ重なれば、仮にも講師という師の一人である僕もバタバタと走り回るのは当然と言えば当然ですね

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