JR北海道がレールの異常を放置していた問題で、同社は6日、JR東日本に対して、管理職の派遣を要請する方針を固めた。本社と保線現場との間の意思疎通強化を視野に入れたもので、人数や受け入れの形を検討し、固まり次第正式に要請する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131007-00000009-asahi-soci
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現場と本社の意思疎通、つまりはコミュニケーションの問題
コミュニケーションとは単に話す聴くというスキルの問題ではなく、情報・考え・意思・感情などを共有すること。
記事のようなケースの場合、組織の構成メンバーのコミュニケーションに関する意識やスキルの問題もさることながら、共有すべき情報についての意識や解釈を統一することが必要です。
現在、某社さんで業務改善に関するプロジェクトのコーディネートを行っています。
ここでも最初に出た業務改善のテーマが「情報共有」
この会社で情報共有のエラーによって過去1年間に起こった事例をリストアップし、その影響を金銭換算したところ数千万~1億円程度の影響があるのではないかという試算結果となりました。
〇 これ位は言わなくても良いだろう・・・
〇 これ位なら問題ないだろう・・・
〇 こんな情報は上げなくても良いだろう・・・
結果的に、それが大事故につながることもあり得るのです。
何ごとも「だろう」で判断することは危険ですね。
どのような組織であれ、人と人が集えばコミュニケーションが必要になるし、ミスコミュニケーションの起こる可能性はあるものです。
そのミスコミュニケーションの影響を金銭換算してみると意外に高額になっていたりします。
組織の大小を問わず、気を付けたい問題の一つですね。
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