2013年9月11日水曜日

価値について

人が何を大切に思うか、何をどう感じるかというのは分からないものです。

一つの事例です。


ゲンキのミナモト


ゲンキのミナモト



これらの絵は2005年にロンドンのオークションでアンディ・ウォーホールやルノアール等の巨匠の作品と並べて出品されたもの。

ウォーホールやルノアールの作品が売れ残る中、この作者の作品は2万ドル以上、高いものは2万5千ドルで落札されたそうです。

有名なエピソードなのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、これらの絵を描いたのはチンパンジーのコンゴ君。

1954年生まれで、2歳から4歳の間におよそ400の作品を描いた。64年に結核で亡くなっているそうです。

高い?
安い?

面白い作品だし話題はあるとは思うけど、僕は2万ドル以上の価値は感じないかな?

これを落札した人は価値を感じたから購入したのでしょう。

彼の行為を「バカじゃないの?」と思う人もいるでしょうし、「いいんじゃない」と思う人もいるでしょう。

我が家にも絵やリトグラフが数点飾ってありますが、安いもので数千円、高いものでも10万円位のものばかり、でも1点1点には思い出があって、仮に「100万円出すから売って」と言われても売りたくありません。

人によっては「そんなの、もったいない・・・」と思う人もいるかもしれません

研修でもお話ししていますが「物事の意味を決めるのは自分」です。


Do What I Should Do 
なすべきをなす

これが大切

勿論、他人に迷惑をかけて良いものではないけれど、ものの捉え方は人それぞれ、他人がどう思うかを必要以上に気にしても仕方ないね。



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