おはようございます。
今日も東京は30度オーバーの予報 ・・・ オイオイ、9/20過ぎてるんですけど
まぁ、これで残暑も本当にオシマイだそうですから、名残惜しいって言えば名残惜しいかな?
さて、連日色々な研修に出講させて頂いている訳ですが
研修の時に気をつけたいのが『言葉の定義』ですね
世の中には『何となく分かっているけれど解釈が微妙に異なる言葉』というのがあるものです
例えば、『コミュニケーション』をどのように定義するか
大辞林を読むと『人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う』と定義されていますね。
「互いに」という言葉が入っているので、「相手を理解する」というニュアンスも感じられはするのですが、、「伝達すること」が主眼になっているように感じます。
大辞泉は定義の後に、以下のような付記があります。
◆「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。
何だか、こっちの方が味がありますね
というように、普段何気なく使っている言葉でも辞書に書かれた意味や個人の解釈って少しずつ異なるものです。
先日のエマジェネティックス(EG)の研修でも
Q:「このプロファイルってどういう性格なんですか?」という質問を頂戴しました。
A:「EGは性格分析をするものではなく、どのように考え、行動するかという傾向が分かるもの」
恐らく、質問を頂戴した方は「思考と行動の特性」を略して「性格」と表現されたのだと思いますが、
EGは性格や心理状態を分析するものでなく、あくまでも特性を分析するツールなのです。
ですから、私は上記のAのように前置きした後に、そのプロファイルから読み取れる思考と行動の傾向と
その傾向が周囲の方に与える可能性のある影響についてお話しさせて頂きました。
この辺の細かいところ、意外と日常生活では「まぁ、いいや」って流されている部分だったりします。
でも、その言葉の意味をきちんと理解すること
そして、認識を共有すること
これって、人間関係の意味からもすごく大切だと思います。
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