2010年10月17日日曜日

最初が肝心

研修やセミナーの初めの部分


開催事務局のご挨拶などに続いて、最初に行われるのは講師の自己紹介ですね。


この講師の自己紹介って何のためにやるのでしょうか?


私はどこの誰で、どのような経歴で、今日は○○の研修(セミナー)を行わせて頂きます


通常は、このような流れで自己紹介をされると思いますが、ちょっと考えて頂きたいこと


それは 「講師自己紹介で達成しい目標は何でしょうか?」 と言うことなんですね


「いつも」「どんな人に対しても」「どのようなテーマでも」同じ自己紹介では NG なんです。


例えば昨日の営業スキルアップで受講者の方に私の印象を訊いたところ


「こんな若い方で営業の講師って、大丈夫なのかな?」


そんな印象をお持ちの方がいらっしゃいました。


その方は会場に入って私を見た時から表情が曇り、不安な気持ちが感じられるような言動をされていました。


このような気持ちのまま研修に集中することなんてできませんよね


だから、自己紹介の中では私自身のビジネス経験をいつもより多めにお話ししました。


特に 「私が営業でどんな実績を出してきたか」 を中心に ・・・ 自慢にならない程度に


そうすると、この方の表情が柔らかくなったのです。


講師自己紹介で大切なのは、


1) 自分に安心感を持ってもらう


2) 自分を信用してもらう


3) 研修やセミナーに期待をしてもらう


この3つのポイントだと考えています。


これは、研修やセミナーに限らず、様々なプレゼンテーションでも一緒ですね。



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