2009年12月20日日曜日

何でもOKだったら・・・

どうも! 研修トレーナーのYASです!!


昨日の午後は数件のアポイントが連続

全て、2010年に予定されている案件についての打ち合わせです


来年も経済情勢や企業を取り巻く状況がいきなり、著しく好転することは考えにくい訳です

前々からの持論なのですが、同じ状況が3ヶ月続いたらそれが普通


例えば、ある飲食店の採算分岐点が800万円/月だとして

ずっと、平均売上1000万円/月を維持していたのに ・・・

景気後退の影響で、売上が700万円に落ちた ダウンダウン

そして、その状況が3ヶ月以上続いている


こんな状況の場合、私は700万円が通常売上になったのだ考えます

その上で、採算分岐点を500万円とか400万円とかに下げるための改善点を考える

但し、味・顧客サービス・スタッフの満足度は変えない

(逆にこれ以外は何を変えても良い)


そんなスタンスで考えてみると、今まで当たり前だったことが当たり前ではなく

見直す部分がたくさんあることに気付いたりします


で、本当に分岐点が500万円に下がれば、700万円の売り上げでも利益

間違って(??)1000万円の売り上げに戻ったら、大利益ですよね


味は飲食店以外で言えば商品の生み出す価値

顧客サービスは、そのまま顧客サービス

スタッフの満足度も、そのままスタッフ満足度


こんな風にも置き換えられるのではないかと思います

これ以外は何を変えても良い(注:勿論上がる場合は変えてもOKです)


書いたものを読めば、それこそ「当たり前」の話なんですが

いざ、自分の業務で、これをやると難しさを感じる方が多いようです


例えば、商品の生み出す価値は変えないが取り扱う商品自体を変える


例えば、長年行ってきた営業手法を変える


例えば、思い切った権限委譲を行う


例えば、取引先と条件交渉を行う


例えば、会社を移転する


例えば、何かをやめる


例えば、何かを増やす


まぁ、何でも変えて良いのですから、何でも良いのですが


いざ、「変えよう」と思って振り返ってみると


人間がいかに慣習にとらわれる生き物かということを感じます



前々から対前年比とか過去と比較してもダメ!!


こらからは、対来年比だ!!


数年前から、そんなことも言っている訳ですが


言いたいことは、過去は過去で大切なのはどれだけ未来を見ているかです


輝かしい未来のために過去は過去で置いておくとして、一旦リセットして考える


昨年うまくいった方法が今年も上手くいくという保証はないし


すごく頑張ったけれど、成果に結びつかなかった手法を同じまま実行して来年は成果が出る


そんな可能性は極度に低いのです


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商品の生み出す価値・顧客サービス・スタッフ満足度


この3つを除いて何を変えても良いとしたら ・・・

(この3つが上向きに変わるのはOK)


今の業務への取り組み、手法、会社の場所、待遇、商品構成 ・・・


あなたなら何を変えますか??


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多分、2010年はこれまで以上に変化を求められる年になると思います

何の確証もありませんが ・・・


そんな時代だからこそ、経営者、管理職とか関係なく、全てのビジネスパーソン

いや、人はみな自分の人生を経営している訳ですから、全ての人と言っても良いかもしれませんね

上記のような視点で自分の仕事や生活をを見つめ直すことが大切なのではないでしょうか


では、せっかくの週末ですから今日も楽しくゲンキに参りましょう!



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